とゆーわけで北極振動(Arctic Oscillation: AO)であります。
北極振動については 気象庁の"異常気象レポート2005"の
1.7.2 北極振動(AO)と北大西洋振動(NAO)などに解説されています。
AO-indexはどのように求められているかはさて置き、他の解説なども見てみるとAO-indexが
正 → 北極と中緯度の気圧差が大 → 北極を回る気流が強 → 寒気の南下が抑
負 → 北極と中緯度の気圧差が小 → 北極を回る気流が弱 → 寒気が南下
の傾向があるとのこと。 AO-indexが正だと、日本では暖冬傾向らしいのだ。
では、この頃のAO-indexはどうなのか。この手のデータは、NOAAが頼りになります。
Arctic Oscillation
GFS Outlooks
"なんとか豪雪"と名が付けられた年は、AO-indexは負のようですね。
ジェット気流は冷たい空気と暖かい空気の境で吹を流れている。
寒気源と引き込み先がジェット気流のどのあたりに位置するのかも要注目。
<追記(9/20)>
AOについては、以下の解説もオススメです。
北海道の気候変動を支配するもの
長期予報はなぜ当たらないか
北極は ゆらぐ
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