そろそろ、冬の天気が気になる頃ですね。図書館で
成山堂書店 気象ブックス007 佐伯理朗 "エルニーニョ現象を学ぶ"
を借りてきました。日本の天候変化のあたりを引用すると....
・エルニーニョ現象の場合、冷夏~暖冬の傾向が見られる。
・ラニーニャ現象の冬の低温傾向は1950年以降のデータのみ用いた場合は見出されていない。
ワタクシ、ラニーニャ現象→冬は低温 と思っておりました。
気象庁の気象統計情報ページに....
太平洋十年規模振動(PDO)では、海面水温が北太平洋中央部で平年より低く(高く)なるとき、という説明があります。この入れ知恵と共に 北極付近の海面気圧の 2007年2月 と 2006年2月。それと
日本の冬~春は低温(高温)傾向との指摘がありますが、はっきりしたことはわかっていません。
一方、北極振動(AO)によって北極付近の海面気圧が平年より低く、その周りの中緯度帯で
海面気圧が平年より高いとき、北日本を中心として暖冬となる傾向があることが報告されています。
しかしながら、日本付近はAOの影響の縁にあり、またエルニーニョ現象など熱帯太平洋の影響も
大きく受けるため、必ず暖冬になるというわけではありません。
850hPaの気温の2007年2月 と 2006年2月 を見てみると、なんとなくそーかなー と思えたりするかなぁ。
只今、ラニーニャ現象が現れているので、07-08の雪シーズンは、暖冬にならないと期待できそうですね。
まだ産卵には早いけど、今年の会津のカマキリの皆様の産卵場所も 気になるなぁ。
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