2007年9月28日金曜日

○○崩壊

このようなコラムを見つけた。


日経ものづくりのコラム
(魚拓)

とっては目をつぶっていてもできるほどの基本的な製造技術のはずが,わずか5年の
ブランクがあっただけで,競争力のある製品を造れなくなってしまった


EDNのコラム (魚拓)

学生の間で工学部を志望する人が減少しており、中でも電気/電子分野の人気は最下位だ
そうです。その理由はいくつか考えられますが、1つは、事業再編による不安定な雇用や.....


別々のコラムだけど、つながりがあるように感じる。一度でも手放した技術は、すぐには戻らない。
そのまま戻せずに失われてしまうことも多いというのは、関わっている者は感じているはず。
そのような技術を手放した例を上げるのに困らないのが この分野。
将来、粗末に扱われるであろう分野を学生が避けるのは、むしろ自然ではないかと思う。
なんとなく、外科産科が減っていく現象に近いものを感じる。なんとか崩壊というものは
気づかないうちに、あちこちで進行しているのだろうな。

どんな技術でも失うのに5年はかからないと思うぞ。


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バンドエイド キズパワーパッドの威力を知る者はビジダームがちょっとは欲しいぞ。
あと止血パッドも....。とはいえ両方とも使う場面には遭遇したくないよね。使いたくないけど、
持っていたい道具って意外にありそう。

北極の氷が小さいぞ

JAXAのAMSR-E 北極圏海氷モニターを見てみると、今年はむちゃくちゃ、氷が少ない。

2002年9月25日, 2003年9月25日, 2004年9月25日
2005年9月25日, 2006年9月25日, 2007年9月25日

シロート考えだと、水は太陽からの熱を吸収し、氷は反射する....ってことは
氷少ない → 北極冷えない → 日本付近の冬型配置が育たない → 雪が足りない という悪い循環?

今シーズンはラニーニャ現象で、暖冬にはならないだろう....ってのは 甘いかもしれない。

そんなわけで、25年前からの某所の1月と2月の平均気温と降雪量を見てみた。
年々、気温が上がっていること。雪の降る回数が減っていることなどが見てとれる。
これとAO-indexを見比べてみると、AOとピンポイント気温はまったく関係なし



あと3ヶ月。大雪の降雪も今年は遅かったし....今季の雪は大丈夫か????。

2007年9月22日土曜日

くり


残暑(?)とはいえ、秋のはずです。実りの秋といえば、栗でしょう。
生栗を焼き栗にする途上で何度も暴発させ、部屋を栗の香りと破片で
いっぱいにしつつ"栗のビッグバ~ン"などと歌っていたのは、もうやめた。
今年は茹栗です。(焼き栗の方が香り高く甘味よしですが、後片付けが....)

テキトーに茹でてから渋皮を残して剥きます。とがった方からでなく、
まるい方から剥きはじめた方がキレイに剥ける。
そして、こいつをオーブントースターでちょっと焼いてから食す。

うめ~

さすがに一度に完食はできないので、残りは冷凍。
後日、オーブントースターでちょっと焼いてから食す。

うめ~

焼きが足りないと、冷たいのです。

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夏にクレジットカードを換えたのだ。ETCカードも作り直し。
旧カードはきざんで廃棄しました。もちろん、チップは割る。

それから約一ヶ月たちました。その間、ETCマイレージクラブのことは、
忘却の彼方だったのでデス。カードの変更は申請用紙を郵送する必要が
ございます。用紙には新旧ETCカード番号の記入欄があります。
.....が、きざんで捨てたものは戻らない。

旧カード番号がわからない。旧クレジットカード番号もわからない。

やっぺ~ ってんで、残っている紙を探す探すさがすサガス....あった~!
あぶないところであった。

2007年9月19日水曜日

北極振動

とゆーわけで北極振動(Arctic Oscillation: AO)であります。


北極振動については 気象庁の"異常気象レポート2005"の

1.7.2 北極振動(AO)と北大西洋振動(NAO)
などに解説されています。

AO-indexはどのように求められているかはさて置き、他の解説なども見てみるとAO-indexが

正 → 北極と中緯度の気圧差が大 → 北極を回る気流が強 → 寒気の南下が抑
負 → 北極と中緯度の気圧差が小 → 北極を回る気流が弱 → 寒気が南下

の傾向があるとのこと。 AO-indexが正だと、日本では暖冬傾向らしいのだ。
では、この頃のAO-indexはどうなのか。この手のデータは、NOAAが頼りになります。

Arctic Oscillation
GFS Outlooks

"なんとか豪雪"と名が付けられた年は、AO-indexは負のようですね。


ジェット気流は冷たい空気と暖かい空気の境で吹を流れている。
寒気源と引き込み先がジェット気流のどのあたりに位置するのかも要注目。



<追記(9/20)>
AOについては、以下の解説もオススメです。
北海道の気候変動を支配するもの
長期予報はなぜ当たらないか
北極は ゆらぐ

2007年9月17日月曜日

天気予想

そろそろ、冬の天気が気になる頃ですね。図書館で

成山堂書店 気象ブックス007 佐伯理朗 "エルニーニョ現象を学ぶ"

を借りてきました。日本の天候変化のあたりを引用すると....

・エルニーニョ現象の場合、冷夏~暖冬の傾向が見られる。
・ラニーニャ現象の冬の低温傾向は1950年以降のデータのみ用いた場合は見出されていない。

ワタクシ、ラニーニャ現象→冬は低温 と思っておりました。


気象庁の気象統計情報ページに....

 太平洋十年規模振動(PDO)では、海面水温が北太平洋中央部で平年より低く(高く)なるとき、
日本の冬~春は低温(高温)傾向との指摘がありますが、はっきりしたことはわかっていません。
 一方、北極振動(AO)によって北極付近の海面気圧が平年より低く、その周りの中緯度帯で
海面気圧が平年より高いとき、北日本を中心として暖冬となる傾向があることが報告されています。
しかしながら、日本付近はAOの影響の縁にあり、またエルニーニョ現象など熱帯太平洋の影響も
大きく受けるため、必ず暖冬になるというわけではありません。
という説明があります。この入れ知恵と共に 北極付近の海面気圧の 2007年2月2006年2月。それと
850hPaの気温の2007年2月2006年2月 を見てみると、なんとなくそーかなー と思えたりするかなぁ。

只今、ラニーニャ現象が現れているので、07-08の雪シーズンは、暖冬にならないと期待できそうですね。
まだ産卵には早いけど、今年の会津のカマキリの皆様の産卵場所も 気になるなぁ。

2007年9月15日土曜日

普通救急救命講習会

先日、消防署救急隊員の方による普通救急救命講習会に参加してまいりました。
CPR+AEDという内容です。ワタクシ、2回目の参加となります。
初回よりも、体は動いたような気がしますが、忘れていることもいくつか。
回数を重ねてナンボというものでしょうか。

シナリオは2つで、一人で仕切る(まわりの人に指示しながらやる)ものと、二人で行うもの。
難しかったのは二人の方でした。 救急隊員の方のコメントは、
「どちらかが仕切り屋になった方がよい」。
....と言われてもねぇ~。いきなりペアにはむつかしいよ。
そのほか、忘れないでおこうと思ったのは....


胸骨と肋骨のつながりの部分が折れやすいので、まっすぐ胸骨を押す。
折れたときは、感触でわかるそうです。折れてもCPRは止めない。

心臓マッサージで、血液を送るには何回か押さないと流れない。
早さと回数のガイドライン(100回/分 30~50回が1セット)は そのため。

実際のCPRのときの胸郭を押したときの硬さは、人形と同じ、もしくは柔らかいくらい。
心肺停止状態は、ぐにゃぐにゃだそうです。

AEDの音声は、ちゃんと聞こう。(メーカーによって 違うのだ)

道具は最小限にした方がいい。多いと混乱する。



隊員の方に、目の前にごろごろ、ころがっている場合にどうするか聞いてみました。
シロートにトリアージさせるのはアレなのか、選別の方法は聞けませんでした。
知っておきたいので、次に参加する機会があれば、また聞いてみよう。



<追記:9/17>
大規模災害などの場合に行われるトリアージのこと、ちょっと調べてみた。

呼吸: 正常な呼吸が1分間あたり....
10~29回 →黄 9回未満 または 30回以上 →赤 気道確保しても自発呼吸なし → 黒
循環: 爪を押して色が戻るまでの時間が... 2秒以内 →黄 2秒以上 →赤
意識: あり →黄 なし →赤 ショック →赤



眠らない医者の人生探求劇場 より引用

「教育と医療、これがフル活用できるような社会になると権力者は自由に何もできなくなるから、
教育と医療(健康)が国民の側にあるのを恐れる。」

今の状況は、計画とおりに作られたものですな。

2007年9月9日日曜日

お品書き

天気がいいので、飽きずに御近所探検してきました。
このあたりにずいぶん長く住んでいますが、未踏領域はまだまだあります。
雑木林をぬける道は風が心地よい。そこで見つけたのは、一見、ふつーの農家なのですが....

よくみると看板にアイスクリームのお品書きが.....

実地調査をしなかったので、味のコメントはできません。それに、同じところに再び行ける自信もないのです。



文章ってやつを ほとんどキーボードを使ったエディタで文章を書くようになってからずいぶん経ちました。
手書きとの違いはいくつもあるけど、そのなかでもエディタは切り貼り、段落移動が容易ってことは大きい。
手書きは、後戻りがしずらいですからね。それにエディタは文章の再利用もラクですしね。

レイアウトも手書きはタイヘン。LaTeXなど使えば、レイアウトもかなりツール任せにできますもんね。
じゃ、ラクになったぶん、マトモなのを書けるかというと そーでもないので、どーもスイマセンなのです。

2007年9月8日土曜日

カチカチ山


消炎鎮痛剤の軟膏を手放さないワタクシです。
がっつり塗ります。においなんて気にしません。
そう、サロメチーラーなのです。
こいつはカプサイシン配合。唐辛子入りなのでございます

これは血行促進温熱効果なのですが、夏場は炎熱効果になってしまいます。
暑くて熱くて眠れない。冬場も寝る前に塗ったことを忘れて、そのまま
サポーター装着でスキーとかしちゃうと、カチカチ山になってしまうのです。

そーゆー訳で、このごろは唐辛子抜き軟膏を使用しているのでありますが、
効き目はサリチル酸濃度の高いサロメチールの勝ち。効能には、マジデスカと
言いたくなるようなのも載ってますね。凍傷とか....



薬つながりで.... 医師の方々のBlogを少し前から読んでいます。きっかけは昨年の入院。
ヒトの関心はなにがきっかけでおきるかわからない。最近、気になったものはですね.....

薬局のオモテとウラのプラセボのメカニズムが解明されつつあるという記事の紹介(魚拓)
コミッション制の営業の方々にはプラセボ効果が顕著に現れるのでしょうか??
ま、そーゆー例が近くにいるもので、たいへんウケたのでございます。

もうひとつは
内科開業医のお勉強日記に人口着色剤が子供の多動性を悪化させるという解析の紹介(魚拓)

というもの。身近で御子様が生まれたところがあるので、こういうのも気になる。
人口着色剤が原因の全てではないのでしょうが、避けられるものなら避けたいですね。
今、思うと おっそろし~ものを駄菓子屋で摂取していたワタクシが言うのもナンですが。