2010年8月28日土曜日

J-PARC

J-PARCの一般公開に行ってきました。
9amごろには、現地入りです。



J-PARC PASSPORTには「平均見学時間は3時間以上」とあります。
さて、実際はどうなるか.....

見学ルートはビームの流れに沿っています。 なのではじめは LINAC

LINACの線源。 ここからスタート。


Linacを出ると0.18GeV。で、次は 3GeVのsynchrotron。
このように、ビームラインの脇まで近寄ることができます。
質問すると、予想を上回る説明がかえってきます。

3GeV synchrotron


3Gevから出ると、ビームは2手に分かれて、1つはMLFの中性子線源に、
もう1つは50GeV Synchrotronに入ります。

50GeV Synchrotron


Hadron Facilityはエネルギーがでかいので、遮蔽材の量もすごい。
Cat Walkも見学ルートになっているので、遮蔽材に埋まった検出器も
見ることができます。 遮蔽材は10t以上のはざら。クレーンは40tだよ。

Hadron Facility



陽子ビームを水銀ターゲットに当てて作った中性子とミュオン線で、いろんな観察するのがMLF.
中性子ビームラインは21本(?)かな。建設中のも含めると、ほとんどのビームラインは
使われてます。検出器の中まで見せてくれましたよ。

Material and Life Science Facility


応力やひずみを高精度で見れるらしい。 う~ん、いまどきMOSFETのを見てみたいよ。
遮蔽材のねじ、もちろん、今のは交換されてますよ。 折れたままじゃないです。
なんで、夏に一般公開かというと、この時期、電気消費量が増えるので、東京電力は、
加速器に回せない。なので、メンテナンスは夏にやるから なんだそうです。
そういえば、KEKの一般公開が来週ですね。

で、見学時間ですが、けっこ~ いーかげんにまわっても、4時すぎまでかかりました。
しかも、見たかったJRR4見学は満席で、できなかったし~。

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